松尾たいこさんの新著2014/10/09

松尾たいこさんの絵
ブログで松尾たいこさんの事を知ったのは今年の1月だ。
文章に魅せられ感受性の鋭い方だと思ったら、高名なイラストレータさんっだった。
若くて才能の有る方ってイイナ〜と素直に思う。

昨日、新しい本を出されて 題名は
「古事記 ゆる神様 100図鑑」松尾たいこ著 戸矢学監修 講談社

ユニークでまことに楽しい本だ。
古い厳めしい神々がユーモラスに明るく、愛らしく、ときにはヤンチャに描かれていて親しい存在になった。

岩波文庫の古事記を初めて読んだのは小学5年生のころだったかな。
難しかったが面白くて何度も読み返したものだが、今この100図鑑で初めて神々の関係が理解出来たところが多い。

お祭りされてる神社も初めて聞くのが殆どだった。
伊勢神宮や出雲大社、厳島神社は有名だから参拝して懐かしい。

戦前は神格化され、戦後はその反動で日本の起源の神話はあまり語られる事が少なかった気がする。
私にしても旧約聖書やギリシャローマ神話のほうが親しみが有った。

この本を見て新しい世界が開けた。
ともかく楽しい本です。

この本の紹介と一緒に、松尾たいこさんの私の大好きな絵をどうしても添付したくて。
色が素敵、可愛い少女の表情に魅かれ、なかでも眼の表現は驚きでした。こうういう眼を描く事は思い付かなかったです。