情報2009/12/04

無題
この歳になると社会の生の情報を聞くことが少なくなる。
TV、新聞、雑誌の情報に溢れているみたいなのだが、人生の現役のときに肌で感じた情報とチョッと違う気がする。

ニュースは圧倒的に悪いこと、悲しい事が多いのは仕方ないと思う。 平穏無事ならニュースにはならない。
月刊誌を購読している。100頁余りの薄い冊子で表紙のレオナルド・ダ・ビンチの素描画に惹かれたのだが、内容が濃いくて啓蒙される。 しかし辛口で読むほうはシンドイと思うようになった。
引用の可否のルールを知らないから書かないが、すべて悲観的な見出しで、読めば尤もと思うが、全貌に疎い人間は日本は、世界はどうなっていくのだろうと、もはや発奮も手段も持てなくなった私は暗くなる。

戦前、戦中の嘘で固めた報道のようなことは二度と有ってはならないし批判の自由は大事な事だと身に沁みている。
でも 少しは明るい希望が持てる記事もあるといいな。
お笑いとか美談でなく。

現実には、今の私はこれまでの人生のなかで一番平和で恵まれた時だと思っている。 若い世代の方達と話すと実にしっかりとまともな考えと実行力を持っていると感心する。
技術の開発の話しなどを聞く機会が有ると凄いなあと感嘆し嬉しくなるのだが。