昭和に生まれて(2)2019/09/20

大昔の色褪せた写真を引っ張りだしていたら、父の中学生時代の姿が。
名前は書いてないが父の面影がハッキリと偲ばれた。

明治27年に9人兄妹の末子に生まれて、小学校んでは神童と言われたとは伯母達がよく話してくれたが身贔屓も有ったろう。
中学校も無い山村で、少し離れた街に寄宿して中学に進学。

この写真を改めて観て、詰め衿の制服でなかった事に驚く。
生前に話しを聞いて置きたかった。
その頃の風習で、長男は家や山を継ぐけれど、末に生まれれば学歴が必要と親は考えたらしい。

旧制高校を目指していたのに、卒業間際に肺結核になって一年療養して、医師を目指すようになった話しは私も聞いた。

でもアノ時代によく一年で治ったものだと思う。

私は、父が大好きで、父に育ててもらったようなものだったのに、18歳で見送ったことが未だに悲しい。

快方に2019/09/19

今日も風邪症状が治らず、職員の方に教えて頂いた近所の医院に。
二時間ほど待って診察と薬を処方して頂いた。

未だ街に慣れないから、一歩外に出ると方角に迷ってしまう。
風邪が治ったら、アチコチ歩き回って探検しないと。

午後はユックリ寝て、薬も効いたのか殆ど平常に戻った感。
ほんと この歳になっても体調には神経質で笑ってしまう。

久し振りに夕食を戴きに食堂へ。
隣り合った方と、ゆっくりお喋りしたら共通の話題で興味津々。
二ヶ月経って、少し落ち着いてここの生活にも慣れて来た感有りです。

添付写真は、医院帰りに舗装道路の脇で見かけたお花。
ホッとします。

久々の読書2019/09/18

風邪で、何もする気になれず、先日近所のブックオフで求めた本を讀む。
その中の一冊、
「真実のわだつみ」学徒兵 木村久夫の二通の遺書 
          加古陽治 編 著  東京新聞
2014年に発行された本だが、発売当時のことは知らない。
何となく「わだつみ」の言葉が気になって求めた。

表紙の旧制高校の帽子姿に、若い時の兄の姿がダブる。
讀み始めたら、何と同じ旧制の高知高校の出身で何年か先輩。
大学生になってから学徒出陣で戦地に。
敗戦後、スパイ事件の加害者として処刑された。

真偽のほどは解らないが、獄中で田辺元著「哲学通論」の余白に認められた遺書に胸打たれる。
学生時代の彼にも共感する事が多い。

戦争中か、戦後間もなくだったか田辺元の哲学書は、私も夢中になって讀んだ。
もう内容は忘れたが。

この本で読む限りでは不運としか見えないが、淡々として総ての罪を被って最期を迎えている。

何だか この歳まで生きながら、まだ悟りきれない自分が恥ずかしい。
それにしても戦争は、もう絶対厭だ。

兄は旧制の高校在学中に応召、でも内地で訓練受けてる時に終戦になり、9月にはよれよれの姿で帰って来た。

京都の大学に進学し、同じ京都の学校にいた私とは街でよく擦れ違ったものだ。
お互い、友達連れだったから言葉も交わさなかったけれど。

その兄も、亡くなって10数年が経つ。

風邪で2019/09/15

二日もブログ書くのサボってしまった。
一昨日は、先日受けた術後の検査結果を伺いに。
独りでは心許なくて、家人に一緒に聞いて貰ったが、心配ないでしょうとのことで一応ホッとしました。

でも風邪気味でしんどくて昨日は、近くなった病院に診て戴きに。
8時半の診療開始の時刻に行くと、待合室はもう満席で驚いてしまう。

隅に腰かけて持参した本を一冊讀み終えることが出来た。
「物忘れを90%防ぐ方法」 米山公啓著  三笠書房
引っ越してから、物忘れして不安で近所のブックオフで買った本。
いろいろ参考になりました。

やっと呼ばれて診察して戴き、薬局でお薬を戴いて帰宅したらもう3時近く。
でも 安心して、今日は微熱も引いたみたい。

さあ 明日からは頑張ろうと。

添付写真は何も無くて画集の中から、昔描いた絵です。

昭和に生まれて(1)2019/09/12

昭和2年5月6日の未明に生まれたそうだ。

父母は明治、姉と兄は大正で、自分だけが昭和に生まれたって子供心にもチョッと誇らしかった。
昭和とともに歩んで、振り返ると波瀾万丈だったと思う。

地域差も大きかったが、自分の観て来た事を覚えているうちに書いて置きたくなった。

無論、思い出せるのは2〜3歳になってからのことだけど、数年前に亡き兄の家で大昔の写真を見て懐かしくカメラで撮らせてもらった。

昭和初期は、旧式なカメラも一応有ったが、正月には写真館に行って家族写真を撮るのが恒例だった。
父は背広、子どもは洋服が定着していたが、母の世代の洋装は珍しかったようだ。

私が物心ついてからの記憶より、古めかしく思える。
勘定すると、当時の私は7ヶ月と少しかな。

92年前の写真に、それから歩んで来た人生を思います。