雑感2014/01/18

ビル間の満月
気が付くと外は真っ暗になっていてカーテンを閉めていて満月が昇りかけているのに気が付いた。
リビングの灯りを消してしげしげと眺める。

幼い頃は月が怖かった。
あの頃の住宅地は蛍光灯も無い時代で暗かったから夜空は星が無数に輝き月の存在感は大きかった。
今なら観たい情景だが死を身近に経験する事が多かった時代だから子ども心に暗黒の空は果てしなく思われ、そこに輝く月は美しいが恐ろしかった。
変な子って笑われそうで父母にも話さなかったな。

今はただ美しいと眺める。
寒いベランダに出て新しいカメラで撮ってみた。
手摺の上に載せて20倍ズームを試してみる。
お任せモードだが前のよりは少し奇麗に撮れたかも。

話は替わるが、昨日はアトリエで楽しい体験をして帰りには欲しかったものを買い、いい気分でバスを待っていた時のこと。
真向かいに停まっていたバスの車体一面に描かれているイラストと文字が目に入った。

マンガチックな幼い女の子の訴えるような表情、
「おじいちゃん おばあちゃん あぶないよ」
 おまごさんは見てます、 あなたの交通マナー。
車体イッパイの大きさで描かれている。

なんともいえない恥ずかしさをかんじてしまった。
学生の通学時間を除いては乗客のほとんどは高齢者だ。
マナーが悪いと感じたことはなくむしろ遠慮気味に見えるが事故が有れば運営会社の責任になるのだろう。

インパクトの強さに見てるうちに後期高齢者としては何だか哀しくなった。
ま ともかく謙虚に受け止めて気をつけよう。


と アップした後で有益なお話を伺った。
横断歩道の無視などでの事故が多いそうでそのための忠告ではと。
なるほど、バスだけの話と思ったのは私の早とちりだった。 
バスの中で「掴まるか坐って下さい」「停まるまで立ち上がらないで下さい」のアナウンスばっかり聞いているものだから、つい。
ルール違反はもちろんの事、体力と知覚の衰えを自覚する事も大事だなと反省しました。