日曜日は2014/01/19

水仙が咲き始めて
夕べ遅くまで読み物をしていて時計を見たら2時過ぎている。
チョッと目を通すだけのつもりが最後まで讀んでしまった。

ああ 女学生だった頃、期末試験だというのに文学全集の続きを読み始めたら止まらなくて早起きして勉強すればいいか なんて真夜中過ぎまで讀み目が覚めたのは登校ギリギリの時刻だった。
酷い成績だった筈だが都合の悪い事は忘れている。
その時讀んだ「モンテクリスト伯」は面白かったな。
何十年経っても性格はなおらない。

朝寝坊してしまったが日曜日だもの、何となくゆったりした気分だ。
近くの9時から始まる月一回の朝市に少し遅れたが途中友達と一緒になって嬉しくて話が弾む。
この歳になると近くの同年輩の友達の有り難さをつくづく感じるものだ。
見栄も、特に気を遣う事も無いお喋りだけで心が温まるのはお互い経て来た年月の賜物かなと思う時が有る。

明日は珍しく来客だ。
独りで気儘に暮らしているかこういう機会にと、お正月ものを仕舞って枯淡な水墨画の梅の掛け軸と紅梅の短冊、色紙も春らしくした。
日本の生活って四季の移りが早い上にそれに合わせた調度の入れ替えなど昔の主婦は大変だったろう。
しかし気分が変わる楽しさも捨て難い。

外から夕刻を告げる4時の音楽が流れて来た。 もう〜って感じだ。