描きぞめ2014/01/10

静物(鹿像) 一回目(油彩)F15号
今年初のアトリエ、例によって一番乗りだ。
モチーフは大きな鹿の像が2体、息を呑む程美しく迫力が有った。
嬉しくなって一番気に入ったアングルの席を確保する。
人に寄って好みは夫々だし、悪い場所って無いと思うから遠慮はしない。

お正月もとっくに過ぎた感じだが皆と口々に新年の挨拶を交わした。
何だか教室が明るくなっている。
先生方が天井、壁、備品の箱などを白く塗られたらしい。
そのかわりに床は白いペンキの雫や足跡がイッパイで笑ってしまった。

弾んだ気持ちで絵筆を走らせる。
迷いが多くて上達しないが絵を描くってヤッパリ楽しいな。
今年は無性に絵に打ち込みたい気持ちになっている。

終った後、一緒に昼食を済ましてからデパートの画廊に先生の作品展を観に行った。
珍しく女性の日本画家お二人との三人展で午年に因んで馬の絵も数点。
久し振りに日本画もいいなと眺めたが、先生の馬の躍動感と迫力は素晴らしかった。
線の力強さと色の美しさに見蕩れてしまう。

余韻を噛み締めながら帰宅したらもう真っ暗、でも充実感で心が暖かい。

添付した今日の絵はこれからどう変って行くか、楽しみと不安が半々です。