受験の思い出(續)2017/02/24

風邪薬をイッパイ頂いて楽になったが、用心して大人しくしてると
大昔の今頃を思い出す。

女学校受験のことは先日チョット書いたが試験当日のことは何年か前に書いたことを思い出したので、女専の受験の時のことを。

昭和10年代には男子は中学校、女子は女学校で供に5年制で共学は無かった。
男子は4年から高等学校の受験ができたのに、女子は私が4年生のときからだった。

もう3学期になっていたように思う、
戦争が激しくなって来ていたから父も心配したのだろう、神戸を離れて京都の同志社を受けるようにと。
幼い時から父っ子だったから言われるままに、それに独立するのが嬉しい年令でもあった。

困ったのは、通信簿が無いのを幸いロクに勉強してなかった。
それに化学とかまだ習ってない教科も。

母は進学して婚期が遅れることだけを心配していたので、喜んで参考書などを買いに連れて行ってくれた。
学校も親公認で休んで、俄か勉強。 キツかったな。

何とか滑り込めたのはラッキーとしか。
でも新天地が開けたようで有頂天でした。
女学校の友人と別れるのは淋しかったけれど、5年に進級するとともに皆は工場に。

私は1年近く勉強できただけ、申し訳ないと思いながらも幸運でした。
それに戦災にも遭わずに〜。

何だか 試験運だけはイイほうみたい。
社会人になってからもイロイロ機会は有って、滑り込んでいます。

添付写真は、今日も外出できなかったので窓から見える冬景色を。