さくらのスケッチに2010/04/06

さくらのスケッチ
久しぶりに青空が戻って温かい。 
洗濯物を干して向こうの方を見ると あちこちに桜のピンクが。
無性にスケッチしたくなってHさんに電話した。
「スケッチしに行くけどいらっしゃる?」
「ええっ 今から?」
「無理なさらないでね。 私の勝手だから」
「いえ ご一緒しますわ」
苦笑しながら了承。 いつも受けて立つのが彼女の凄いところだ。
8年先輩なのに私の方が よっぽど弱っちい。

コンビニに寄って 海苔巻きのお弁当とデザートとお茶を買って桜名所の大きな公園に行った。
平日なのに家族連れやグループで 真ん中の広い芝生に青いシートが敷かれ賑やかだった。
運良くベンチが空いたので、腰かけて先ずお弁当。
真ん前に一番立派な桜の木があって、お花見気分になる。

その桜をスケッチすることにしたが なかなか思うようには描けない。
もっと淡い白っぽい ほのかなピンクを表現したかったのに、濃くなってしまった。 水彩は難しい!

でも 楽しかったナ。
枚数重ねるうちに見えてくるものがあるだろうと呑気に期待している。
チラッと横を見ると彼女は優しい繊細な絵を描いていた。

たかが一票2010/04/07

池面に浮かぶ桜の花びら
されど一票。 市長選投票日は行かれないので不在投票しに行って来た。 
後数日に迫っているのに公報が来ないので電話で聞くと締め切ってすぐに印刷に掛かった所だとのことだったが今朝の郵便受けにも入ってなかった。 仕方なく期日前投票場に行ってから置かれた公報を読んで投票した、
ところが続いて市会議員の補欠投票用紙を渡されてこちらを失念していたことに気が付いたのだ。 私もウッカリしている。
「この方々の情報はないのですか?」
と思わず職員の方に聞いたら
「そこに名前が書いてあります」
「でも どういう方か判らないと 投票出来ないですよね」

これって 予め調べて来なかった私が悪いの?
候補者の車のスピーカからの音声は響いていたけれど、「お願いします」くらいしか聞こえて来ない。 ブログまで調べろったって無理。閉じ篭りの我々に口コミは聞こえて来ない。

別の男性の職員の方が補欠候補者の公報を持って来て 隅で読むように、で読んでると 「やっぱり外で読んで下さい」と言われて隠れるようにして読みながら「私 何か悪いことしました?」

ま 読み終わって納得した人に投票出来てほっとした。
終わってから知り合いの方に聞くと「仕方ないから名前の感じで投票したわよ」
入り口には補欠候補者の公報が新たに置かれていた。
知り合いに「公報見てどうだった?」と聞くと「まあ 当たりだったわ」「良かったわね」と笑っちゃった。

我々世代の女性は戦後婦人参政権を得た時の喜びが忘れられないから たかが一票でも 大事に考える。 拘りが強すぎるのかなあ。

パソコン奮闘記2010/04/08

樹に巻きついて白い花が満開(写真)
この5日ほど 桜探訪に半日歩き回り、後の半日はパソコンに振りまわされている。
サクラは脚は痛いけれど、写真撮ったり スケッチしたり ただボ~ッと眺めたりで楽しい!

パソコンは頭の痛いことばかりだ。
1.0TBの外付けHDを買ったので 「まるごとガード」 して、片っ端からパソコンに溜まっていたのをゴミ箱に放り込んだ。
途端に不具合続出でサポート窓口に電話してはゴミ箱から拾い出したり。 消去寸前で良かったぁ。

昨日はマックのホームページ送信ソフトのFetchが可笑しくなった。 4月になって会社側が何か設定変えたのかと疑って電話で聞くと、バージョンが古いせいもあるらしい。 設定しなおせば良いのだがパスワードなんて自動的に・・・・・・と出てくるから覚えてない。
設定の方法だけを教わって、古い書類をあちこち探して二つのホームページに送信できるようになるまで夜遅くまでかかった。

今日は 2月に買ったばかりの画像処理のソフト使い方が解らない点があって、買ったお店に電話して会社のサポート窓口を教えてもらったが電話によるサポートはしないとのことだ。
チョコッと聞けば簡単な3分も掛からないことだと思うのに。
ホームページから登録しようとしたら、買ったときに登録してたらしい。
すっかり忘れている。 パスワードも忘れてる。
 (先日から I D, パスワード、他諸々を記録したノートを作らねば考えてはいたのだ)
メールで問い合わせるってホント判りにくいし面倒だ。
人件費かかるのは判るけど。今度何か買うときは電話のサポートしてくれる会社の製品にするぞ と心に決めた。

やっと 先ほど解決しました。
何でも教えてくれた先輩がいてくれたらなぁ  若くして逝った彼を懐かしく思いだした。  笑ってるだろうな。

それにしてもパスワードとか暗号めいたモノが多すぎる。
記録、整理してない自分を棚にあげて うらめしくなる。

(添付した画像はこれを600×450ピクセルにしたかったから。マックのpainterなら簡単なのだけどWindowsに対応したのは高いから1万円あまり節約したせいで苦労してます)

洗濯機今昔2010/04/09

今もパソコンの上から覗いてる可愛い子
連ドラで洗濯機を買った話しが出てた。 三種の神器と騒がれた時代だ。 1950年代に TV、電気冷蔵庫、洗濯機がそう言われて主婦の憧れだった。

我が家に洗濯機が現れたのは昭和30年頃だった。 二人続けて子供が生まれ 紙オムツの無い時代だから晒しを輪に縫ったオムツの洗濯が大変だったのを夫が見かねて薄給だったのに買ってくれたのだ。
長方形の箱形で蓋は無く、ゴムのローラーが2本上部に付いていて 洗濯仕終わった衣類をこのローラーに挟んでハンドルを手で回して絞った。
単純な構造だったが、タライと洗濯板で時間をかけて洗うのとは雲泥の差だった。 嬉しかった!

数年して 洗いと濯ぎが別になった二槽式に買い替えた。
これは洗濯槽が何回も使えるので便利な点もあった。絞り機能も付いてたかなぁ。
次には一槽式の今のに近い形のを、同時に乾燥機も買った。
この乾燥機はスグレもので、海辺は湿気が多いので、外に干したのの最後の仕上げに使っていたが30年位、ここへ引っ越すまで愛用していたのだ。 その間故障したことは無い。
無論、洗濯機は買い替えたが。

今使っているのはここへ引っ越した時に全自動、乾燥機能つきにした、前面が開くから使い勝手が良いしお天気に関係なく洗えるのは便利だ。 お風呂の水も活用している。 晴れた日は乾燥は使わないで外に干している、チョッとエコに貢献。

この歳になって自立していられるのは便利な機器のお陰だと感謝している。
つくづく母親以前の世代の家事は大変だったろう。 お手伝いさんは贅沢じゃなくて大家族にとって大事な存在だったと思う。

昭和の情景(訂正版)2010/04/10

何となく黄色い百合
昭和初期が舞台になる映画やドラマは敬遠仕勝ちだ。
懐かしい時代故に、記憶とのズレを観るのが恐ろしいのだ。
あの頃は地域差も 考えていることの差も大きかったから、人それぞれの昭和の情景があって当然だと判っていても 観る気がしない。

昨日のTVドラマ「我が家の歴史」を観る気になったのは作者の三谷幸喜さんの名に惹かれたからだ。
昭和の時代背景はたんたんと描かれ、さりげなく有名な出来事や知名人が出て来て思わずニヤリと笑ってしまう。 
私の場合とは違うけれど、如何にも有りそうな家族や考えで違和感はなかった。
あの頃、戦死公報が誤りで、復員してみれば許嫁や新婚の奥さんが他家に嫁いでいた話しはよく聞いた。中には家存続のために弟さんと結婚させられていたということも珍しくはなかった。
シベリヤ抑留の悲惨さは語り伝えられているが、幸い復員出来た方のなかに洗脳されてた方の話しも当時聞いた。 しばらくして考えを変えられた方も多かったようだが。

あんなに健気に家族にのために尽くす娘は 私を含めて周囲には居なくて 実に自分勝手に生きていたなと反省こめて回顧した。

早速 今日と明日の続きを録画予約した。

(アップしてから 朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」の一部を間違えて引用したことに気が付いて慌てて書き直した。 滅多に観ない昭和初期背景のドラマ2本に同じ世代の二人がいてややこしい)