福知山線脱線事故2010/04/25

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JR福知山線(宝塚線)脱線事故は5年前の今日起きた。
塚口駅と尼崎駅の間のカーブで脱線しマンションに突入して、運転士と乗客107人が亡くなった。
午前9時19分頃のことだから、通学時間帯で学生さんの犠牲者も多く、助かったけれど片足を亡くした学生さんの話しも聞いた。

丁度その日、前日に京都で夫の納骨を済ませた私は知人の家を訪ねるため宝塚線に乗っていた。10時頃だったと思う。
事故があったのは宝塚から尼崎方面に向かう線で、私が乗ったのは川西から宝塚の向かう線だから繋がってはいるけれど反対側だ。
同じ線の先でそんな大事故が起こっているなど全然知らなかった。
車内アナウンスもなかったから乗客の誰も知らなかったのだろう平穏だった。
1時間ほどかかって知人宅に着き、TVのニュースで大惨事を知って驚いたのなんのって。 知人はお孫さんがその電車で大学に通っているからと電話をかけまくり、大分経ってから無事が確認出来てほっとした。 その直前の時刻の電車に乗ってたとのこと、危なかった。
夜になって聞いたのだが、お隣のご主人は通勤でその電車に乗ってられたが最後尾の車両で無事だったとか。

昔、関西に住んでいた頃は馴染みの線だったが、久し振りに訪ねた日に近くでこんな大事故が起こるなんて本当に吃驚した。
あの日のことを思う度に亡くなられた方々の無念さ、遺族の方々や後遺症に苦しんでいらっしゃる方々の哀しみを想って切なくなる。