昭和の情景(訂正版)2010/04/10

何となく黄色い百合
昭和初期が舞台になる映画やドラマは敬遠仕勝ちだ。
懐かしい時代故に、記憶とのズレを観るのが恐ろしいのだ。
あの頃は地域差も 考えていることの差も大きかったから、人それぞれの昭和の情景があって当然だと判っていても 観る気がしない。

昨日のTVドラマ「我が家の歴史」を観る気になったのは作者の三谷幸喜さんの名に惹かれたからだ。
昭和の時代背景はたんたんと描かれ、さりげなく有名な出来事や知名人が出て来て思わずニヤリと笑ってしまう。 
私の場合とは違うけれど、如何にも有りそうな家族や考えで違和感はなかった。
あの頃、戦死公報が誤りで、復員してみれば許嫁や新婚の奥さんが他家に嫁いでいた話しはよく聞いた。中には家存続のために弟さんと結婚させられていたということも珍しくはなかった。
シベリヤ抑留の悲惨さは語り伝えられているが、幸い復員出来た方のなかに洗脳されてた方の話しも当時聞いた。 しばらくして考えを変えられた方も多かったようだが。

あんなに健気に家族にのために尽くす娘は 私を含めて周囲には居なくて 実に自分勝手に生きていたなと反省こめて回顧した。

早速 今日と明日の続きを録画予約した。

(アップしてから 朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」の一部を間違えて引用したことに気が付いて慌てて書き直した。 滅多に観ない昭和初期背景のドラマ2本に同じ世代の二人がいてややこしい)