お正月準備をしながら。2016/12/29

掃除も最後のリビングと神棚を。

マンションに移り住んで神棚の設置場所に困ったが、
「天袋にしよう」
の夫の一言で解決したことを懐かしく思い出す。
私からは申し訳ない気がして言えないもの。

13年前には脚立に昇って榊やお供えを取り替えるのに何の不安も無かったが、最近は細心の注意を払って昇る。
去年の夏に駅で階段踏み外して意識不明で救急車で脳外科に入院して以来、少しは用心深くなった。

一年振りで隅々まで奇麗に拭いて買ってきたばかりの榊に換える。
いつも不精して御免なさいと合掌。

リビングのクリスマスグッズもお正月気分のに。
お重もお雑煮用のお椀もパスして、お屠蘇の容器だけを出して飾った。
隣には万歳の人形とバックに考えて色紙を2枚並べる。
夫の写真も隣に。

万歳の御所人形は結婚した時に、もう古びていたから年代物なのだろう。
胡粉など所々剥げ落ちて衣装の色も褪せていた。

でも好きで、人形作りに熱中した時に、木目込みの要領で和紙を貼り衣装の模様も再現してみた。
自分ではチョット得意になってたが、時代物の価値を台無しにしたのかも。
断るにも義母もとっくに亡くなられてたし、技術者の夫はゼンゼン関心も無かったみたい。

懐かしくて添付しました。
背後の左の色紙は日本画家だった義母の弟さんが我々の結婚のお祝いに描いてくださった思い出の色紙です。