懐かしい絵2016/11/08

油彩(F15)
先日、アトリエでモーゼの石膏像を一日描きしたら、昔のことが懐かしく思い出された。
モーゼの数奇な一生は、子どもの頃に親しんだ「聖書物語全集」の中でも好きで何度も読み返した覚えが有る。

アトリエに通いだしてから、裸婦の背後にモーゼの石膏が有って想像が膨らみ、目指すカナンの地への思いをこめて、右奥に小鳥を配した。

もう10年以上前になるだろうけれど、何だか愛着が有ってアトリエ代わりの部屋の壁に掛けているからイヤでも毎日目に入る。

独り暮らしだから壁は昔の絵でイッパイだ。
文字より、その折々の情景や想い出が蘇るものだナンテ、上達しないのは棚に上げて独りよがりです。