紀元節2010/02/11

箱根のスケッチ

今は「建国記念の日」だ。
何故「建国記念日」でないのか?
それは建国されたという事実を記念する日だからそうだ。

戦前の教科書は神武天皇が即位された日を皇紀元年とした。 それを新暦に直して2月11日が紀元節になる。
明治初期にこの日を決めるまで日本書紀に基づいていろいろ考えたらしい。 神話だからその辺は曖昧模糊としてるように勘ぐってしまう。

しかし戦前は歴史として習い、やたからすを弓の天辺に止まらせて白い衣服に勾玉をつけた神武天皇の姿は凛々しかった。

ただ昔の天皇が長寿だったのは子ども心にも不審に思ったことが有る。 神武天皇は127歳、少し飛んで孝昭天皇114歳、孝安天皇137歳、仁徳天皇辺りまで100歳以上の長寿だ。
この辺は旧約聖書に似ていると思った。

戦前は皇紀で歴史を学んだから至ってややこしい。 仏教伝来1212年オイチニオイチニと覚えたけれど戦後は通用しなくなった。
昭和15年には「紀元は二千六百年」と国を挙げて祝賀行事があった。
女学校の先生が、こういう節目の年を迎えられるのは運が良いといわれ素直に喜んだが、10年前に西暦2000年も経験することが出来て これこそラッキーとひとり感激した。

ともあれ日本と言う国に生まれたのだから、この国の成り立ちや歴史を考える日があっていいと思う。 あまりそういう雰囲気は感じられないが。
少なくとも私は、まだまだ自分の属する国なのに知らないことがいっぱいある。