フィギュアスケート昔話2010/02/13


今日はバンクーバー冬季五輪の開会式を3時間、テレビで楽しんだ。
82カ国の選手団、華やかな演出を見ながら子どもの頃を思い出す。

1936年、第4回の冬季オリンピックがドイツのガルミッシュ・バルテンキルヘンで開催され、稲田悦子さんがフィギュアスケートの日本代表で出ている。 
当時彼女は12歳の小学生だった。

少女雑誌にも今のアイドルなみに写真や記事がいっぱい出て、子どもたちは 悦ちゃん に親しみと憧れを抱いていた。
彼女は1924年生まれだ。
その頃は無知だから、10位って残念な気もしたが、今考えるとスケートなんて普及してなかったあの時代に12歳の少女が凄い快挙だと思う。
テレビなんて無かったから彼女の演技は見たことがない。
見たかったなぁ。

現在、日本がフィギュアスケートで世界のトップクラスにいるなんて、あの頃夢想だにしなかった。
悦ちゃんからの長ーい道のりを思うと感慨にふけってしまう。
彼女は2003年に亡くなった。

開会式を見ながら 若い選手たちに 悔いなくせいいっぱい頑張ってとエールを送った。