高齢者になって2013/04/14

想い出のスケッチ会で
遅い朝食を摂りながらNHKで或る介護施設の様子を見て新鮮な驚きを感じた。
デイサービスのことはよく知らない。
何となく折り紙したり食事と入浴などのお世話をして貰ったりってイメージしか持ってなかった自分が恥ずかしいというか時代遅れだったなと反省した。

やりたいことのメニューがいっぱい有って自分で選ぶ。
バリファフリーじゃなくて階段の昇り降り、自分で好きな料理を選んで運ぶ。
介護の方は手伝いたいのをじっと我慢してられる。
その施設の中でだけ通用するお金を色々な体操をして儲け、それで麻雀や花札で賭けて遊ぶ。
利用してられる方々の弾けるような笑顔が印象的だった。
身体機能が改善された方も多いそうだ。

最近高齢者の独り住まいで身につまされる話を聞いた。
突然の脳梗塞で辛うじて身内の方に電話されて救急車が駆けつけたがそのマンションはロック式で管理人さんが帰られた後でマンションの中に入れない。
その方は痛みをこらえて友人にも電話をし、ドアも開けられるようにしてられたのでその友人が表のロックを開けて無事入院、予後は良いと伺ってホッとした。

うちのマンションでも起こりうる事だと対策をいろいろ考えてみたが妙案は浮かばない。
今日は日曜日だから近くに住んでいる家人の所に行ったついでに話し合った。
孤独死だって死に変りはないのだからと余り気にしていなかったのだが何か妙案はないかと考え中だ。
若い方達の負担にならないように高齢者同士の連携も大事な事のような気がする。