上田早夕里さんの新刊2014/07/23

上田早夕里さんの新刊
ひさびさに小説を読む。
「妖怪探偵・百目(1)朱塗の街」上田早夕里 光文社文庫
                       2014.7.20発行

上田早夕里さんの作品を知ったのはASAHIネット主催の
「パスカル短編文学新人賞」で、もう20年前になる。
1994~1996年までの3回だけだったが公開審査を毎回聞きに行った。
予めネットを通じて応募作品を讀ませて貰っていたから選考委員の錚々たる先生方の評に興味津々だった。

そのころから彼女の短編が好きだった。
その後出版されるようになってからは全部持っている。
才能は勿論だが勉強家だ。
2003年に「火星ダーク・バラード」で小松左京賞を受賞されたときは嬉しかった。
2011年には「日本SF大賞」を。

色んな分野で好い本を書いてられるが私個人の好みは特にSFものに魅かれる。

今回のは日本の懐かしい?妖怪が絡んで来て新しい感じだ。
解説によると 
 妖怪ハードボイルド第一弾!
とか。 続きを楽しみにしています。

コメント

_ さわ ― 2014/07/23 14:46

美海さんこんにちは

上田早夕里さんという作家さんのお名前初めて知りました、作家さんになられて20年になるのですね、円熟した作家さんですね。
妖怪ハードボイルド、何か興味を引きそうな感じです。図書館で探して見ますね。
美海さんは読書の幅がとても広いですよね。

_ EPOM ― 2014/07/23 16:22

美海さん
小松左京さんの本はいっぱい読みました
「SF作家は未来を予見する」
そういうことが今事実となっていて
感覚の鋭さに驚きます
書きながらお辛かったのかもしれないな
晩年を知って感じた事でした。
さて美海さん!
私はもう表紙の画だけで引いてしまうこの頃です
うむ! しゃんとせねばと思います。
今はまた「脳」の本につかまっています!

_ 美海 ― 2014/07/23 19:17

さわさん こんにちは
上田早夕里さんの洋菓子屋さんが舞台のパティシエシリーズはほのぼのしてますがSFは骨太で理知的です。 私は「魚舟、獣舟」などの短編が好きですが。
今度のは読み進むうちに何か考えさせられる所が有りましたぁ。

_ 美海 ― 2014/07/23 19:48

EPOMさん(^^)
私は星新一が大好きで全部揃えて何度も読みかえしましたぁ。
SFは好きです。 情緒的なモノにはヨワイので。

フフ〜 判ります。
私もチョット戸惑いました。 表紙絵にも。
でも読み進むうちに彼女の生に対する透徹した見方に考えさせられました。

新しい「脳」の本、是非教えて下さいね!

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
干支で寅の次は何でしょう?
(平仮名3文字でお答えください)

コメント:

トラックバック