「嫌われる勇気」を讀んで2014/07/13

プレゼントされて
「嫌われる勇気」 岸見一郎 古賀史健 共著 ダイヤモンド社
              2013年12月発行
              2014年 5月12刷
題名に先ず魅かれて讀みたいと思っていたら、偶然
「中々良かったよ」と知人から貰った。
人間関係に悩む若い人向けの本かと漠然と想像していたが讀んでみると非情に面白い。
グイグイ引き込まれて二晩で讀んでしまった。

フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨匠」と称された
アルフレッド・アドラーの思想を著者二人が本にしたもので、悩む青年と哲人の会話形式で書かれている。

哲人の先生の話が理解出来ない青年が反論して、更に先生が説明する構成なので専門知識に乏しい私でもある程度まで理解出来る。
頷く事と啓発された事が有る。 もう一度ゆっくり読み返したい。

若い時に讀んだフロイトは何だか理解出来ないままだった。
去年、心理学の講座ではユングのほうに共感が有ったが、今回のアドラーの考えは更に説得力が有った。

まだ漠然とだけど、自分の考えが肯定された安心感の部分と思い至らなかった事が有る。
じっくり考えてみたい。