浴槽今昔2014/07/26

涼しげ
夕べはネットで知り合った長い付き合いの友人から電話を貰う。
久し振りだ。
よく喋ったな。 この迷惑な癖はあとで悪かったと反省する事が多いのだが 
ま 許してくれるだろうって甘えが有る。

「おやすみ」って切って新しい受話子機の画面を見たら二時間超えていて貰った電話なのに申し訳なかった。
でもすっかり元気になっている自分に驚く。

若い頃は人付き合いが下手で、勝手に独り好きな事をして来た人間が、今は友人に恵まれて有り難いと感謝する毎日だ。

今日はここに入居し初めて浴槽の清掃を業者に頼んでいたら9時にピンポンと。
高圧清掃機?の大きなのを持ち込んで浴槽のパネルを外して凄い音だ。

邪魔にならないように眺める。
奥の方は見られないけれど奇麗になったのだろう。
20分程で済んで、気にかかっていた事が一つ片付いた。

眺めながら昭和初期のお風呂場を思い出す。
私の好きだった川沿いの海から3軒目の古い家は、お風呂とトイレは渡り廊下の先に有って、鉄釜をコンクリートで固めてあった。

木の頑丈な蓋を開けると円盤状の分厚い板が浮いている。
それを足で押して底に沈めながら入るのだ。
燃料は石炭、あのころでも結構古めしいものだった。

でも周囲のセメント壁にお湯のしぶきをかけて人や動物に見立てて想像していたら時間の経つのを忘れて私は好きだった。
いつもぼ〜っと夢見てる変った子どもだったと思う。

さあ 明日は展覧会を観に行く予定。

添付絵は随分前にアトリエで描いた絵だが涼しげだったので。
うん 鉛筆画もいいなとまた描きたくなった。