久々に宇宙の本を2013/06/01

紫陽花の季節が
季節のせいだろうか。
風邪気の症状が治ったかと思えばまたぶりかえす。
明日は休診日だから念のためお薬の追加を相談に行った。
手術して戴いた病院で主な薬は戴いているから先生も遣り難いだろうと申し訳ないのだが、ここに越して来て10年来の馴染みの先生に頼ってしまう。

「疲れてるんじゃない? 大丈夫だと思うヨ」
薬の副作用もあるかもしれないが、それはあちらの病院で今度伺ってみることにする。
昔から季節の変わり目には風邪引いてひと月近く愚図愚図するのが例だった。 
今のほうが元気かも。

「先生 明後日のスケッチ会には行きたいんですけど」
「行きたいって元気があるなら いいんじゃないの」
と笑われてしまった。
葛根湯を引き続きを処方して貰う。

一時間ほどの待ち時間に久しぶりに宇宙の本を読んだ。
今年初めに買って読みかけたままになっていた、
「宇宙になぜ我々が存在するのか」村山斉 ブルーバックス講談社
2年前に同じ著者の「宇宙は本当にひとつなのか」を紹介してくださったのは絵の親友のご主人だった。
難しい理論は判らなくても新しい世界が開けて嬉しかったな。

その友人は私と同じ時期に入院して今も療養中だ。
最近また入院されたがすぐに退院したと聞いて4〜5日前に電話で話せたけれどもうアトリエに通うのは無理だと。
でも元気そうな声で安心した。
「私がもう少し自信がついたら会いに行くね」と言って切った。

このての本を讀むキッカケを作ってくださった彼女のご主人の事を思いながら時が過ぎて行く感慨がよぎったが、読み進むうちに壮大な謎に満ちた宇宙と自分の存在の不思議さに引き込まれていた。
今度電話したら何時も取り次いでくださるご主人に感想とお礼を言って、また新しい本を教えて戴こう。