日曜日2013/12/22

富士山今昔
日曜日なので家人の所へ行こうと家を出たら真っ青な空に白い富士山の頂上が見えて嬉しくなってしまう。
続く連山も冬山の様相だ。
これだけ離れた地から見えるって凄いと感激しながらも、10年前まで居た湘南の家の縁側から今日は大きくクッキリ見えているだろうなとつい比べてしまう。

アルバムを捜したら古くぼやけた写真が出て来たので添えたがあの頃は一段と下手だったなと苦笑してしまった。
ロクな写真が残っていない。

今日は冬至、カレンダーには書いてないからTVで気が付く。
これから段々日が暮れるのが遅くなると思うと嬉しい。
関西から東京に移って来たときは早く陽が落ちるのに馴染めなかった。
以前パソコンをよく教えてくれたネットの友人が大阪に転勤して
「大阪は夕方になっても陽がカンカン照ってて厭になる」
ってこぼしていたから育った環境の摺り込みって大きいなと妙に感心した覚えが有る。
雪景色は大好きで憧れはあるけれど雪国には住めないだろうな。

出たついでに図書館に寄って
「あとかた」千早茜
を返本する。
若い女性の不倫が何気なく、さら〜っと描かれていて時代の違いを感じた。
どろどろとした罪悪感は感じられなくてこれが人間本来の自然の感情かなとさへ思えたのは、自分の若い時のことを思い出したせいかも。

昔は女専生になっても、皆 男女のことには無知だった。
戦争が終わって禁断だった性に関する本が出回って初めて知識を得た。 
それまでの文学作品でも×××の伏せ字だらけで、戦後それを讀むと何でも無い普通の語句だったりして。

昨晩からは「ピーターパンとウェンディ」を讀み始めたところだが記憶していたのとは違って興味深い。
今夜はこれに嵌まりそう。
大河ドラマも終ってしまって淋しくなった。
新島襄のことが深く書かれていないと感じたが主題が違えば仕方ないだろう。

添付写真の富士山は右の方のビルの上にちょこっと見えています。

コメント

_ EPOM ― 2013/12/22 18:54

美海さん
今日はほんとうに富士山がくっきり見えました
ラッキーっと思ってしまいますね~。

「あとかた」の不倫は経験がないので あはは・・・
くらぶるべくもなく 次「桜の首飾り」にうつりました。

本ってとってもいいですね
若い方々の学びはどんなふうかと
のぞき見するみたいに読む心地です。

_ La pie ― 2013/12/23 02:19


千早茜、ここで名前を知って、
友人に頼んで送付してもらい読みました。
その時は、「魚神」、というタイトルの本、びっくりしました。
ほんと意識が確実に変わって来てるんだなあと。
「あとかた」も、読んでみたいです。

本の話を、誰かとするということも出来ないので、
美海さんのこのブログで束の間の愉しみを味わっています。

_ 美海 ― 2013/12/23 09:14

EPOMさん
関西から東京に転勤で来て一番嬉しかったのは富士山が見えることでしたぁ。
「あとかた」私も若い方々の異文化をチョット覗いた感じでした。
自分も古くなったかなんて(ーー;

_ 美海 ― 2013/12/23 09:27

La pieさん
私もここで皆様から新しい作家や本を教えて戴いてます。
「あとかた」さらーっと書かれた不倫、妙に爽やかな後味で時代の違いを感じました。
正直、こういう題材にはもう興味薄かったです。
あまり文学的な人間ではないみたい(^^;

本の話は大好きです!
おおいに語り合いたいですね。

_ 岡山のMちゃん ― 2013/12/23 15:51

「ジヴェルニーの食卓」
その場の情景が浮かび、とても楽しく読めました。
画家の方をこんな風に物語にすることが出来るんですね。

文学作品ではありませんが、
「鳥たちの旅 渡り鳥の衛星追跡」
樋口 広芳著 NHKブックス
面白かったですよ。
自らの翼で、地図もないのに渡りをする鳥たち。
イラストも素敵です。
機会があれば是非(^^)

_ 美海 ― 2013/12/23 16:18

岡山のMちゃん
「ジヴェルニーの食卓」私も大好きです!
美しい語り口、それに好きな画家の晩年が描かれていて親近感を覚えました。

>「鳥たちの旅 渡り鳥の衛星追跡」
面白そう! 彼等はどうして行き先が解るのか?
不思議に思ってましたぁ。
ありがとうございます!

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