上田早夕里さんの新作2013/12/23

 上田早夕里さんの新作
上田早夕里さんの新しい本が発売されると伺って隣街の書店に行った。
「深紅の碑文」上・下 早川書房
ずしっと重い大作だ。
第32回SF大賞受賞作『華竜の宮』の姉妹編とのことだったが、何時もながら彼女の才能と努力には感嘆してしまう。

パスカル短篇文学新人賞選考の公開会場でたまたま傍聴していて彼女の作品を初めて讀んで好きだった。
それから20年近く経つがどんどん成長して行かれる様子を陰ながら拝見し、『火星ダーク・バラード』で小松左京賞を貰われたときは嬉しかった。

今度のは戦争場面もあって相当ハードらしいけれど、大丈夫!
そんなことでへこたれません。
久々の長編、とても楽しみ。
ただ年末年始は落ち着かないから、元旦過ぎてから熟読したいと思っている。

出たついでに先日から思案していた新しいカメラを思い切って購入した。
昔からあまり相談しないで勝手に買う方だったけれど、情報量が少なくなって自信も無くなって結構迷ったが高級カメラじゃないから諦めはつく。
でも使い勝手が好くなっていて欲しいとドキドキだ。

スーパーによるともうすっかり正月用食品が並んでて取り敢えずお餅だけ買う。 独り暮らしは気楽だ。