愛犬の死2012/07/31

旅行先で
色々の用事で朝から出掛けて帰りは昼過ぎになっていた。
横断歩道で信号待ちをしていたら見慣れない車の中から手を振っている。
人間違いされてるのかなと戸惑っていたら少し遠くに住んでいるマゴの車だった。
乗るなり知らされたのは愛犬の死。
朝から何度も電話をしてくれたそうだが繋がらなかったと。
そのまま家に行ったがもう火葬を頼んで連れて行った後でがらんとして淋しい。一昨日に顔を覗き込んで話しかけたのが最後だった。

一年前に危篤状態になってマゴ達も帰って来たが奇跡的に持ち直した。
それ以来弱って寝たきり状態でもまだまだ大丈夫と思っていたのに。
18年になるだろうか。
捨てられていた子犬を友達のところから連れ帰ったマゴ二人は一緒に育ったようなもので、朝知らせを聞いて飛んで帰って来たマゴ娘は泣いていたそうだ。
私が行った時には会社に戻ってもういなかった。
マゴ息子に車で送って貰いながら
「お母さんがあれだけ面倒見たから長生き出来たんだよね。
 暫く辛いだろうな」
と話し合った。

2年前の夏にペットも一緒に泊まれるゴルフ場に行った時、もうゴルフをやめていた私はスケッチを楽しみ彼は芝生の庭を走り回っていた。 発病して薬を飲んでいたのに元気だったな。
その時の写真を眺める。

私も物心ついた時から何時も犬がいて子犬が生まれ何年かすると別れがきて、また新しい出会いが。
夫の定年後に可愛がっていたシェパードが死んだ時、もう犬を飼うのはやめることにした。
最後まで責任もてないからと。
家族の愛犬への思い入れはよく判る。
週に一回くらいしか会わなかった私でもとても悲しいのだから。