脳科学2009/08/10

以前に日経サイエンスを購読していたので今でも新刊案内のメールがくる。 別冊脳科学のフロンティア「意識の謎 知識の謎」 何だか面白そう! 2100円張り込んで買ってきた。
宇宙の広大な話も嫌いじゃないが自分の持ってる脳ってどんなものなのか。 ちっぽけな束の間の生命のなかの膨大な未知の分野に興味津津だ。 つくづく物好きだと思う。
    まだ目次をみただけで感想は後日。


幼かったころ父が読書好きで座敷の大きな本棚には世界文学全集、漱石全集、近松全集、日本文学全集や単行本の数々が、母の好みで蘆花全集、羽仁もとこ全集など、そして一番下の段には児童文学全集と聖書物語の全集がずらっと並んでいた。 この本でどれだけ楽しめたか、両親に感謝する。
幼稚園を拒否した私は片っ端から読んで知らない世界を夢見た。字を教わった記憶はない。 いつか母が「字、読めるの?」って驚いたからネエヤが教えてくれたのだろう。 昔の本はルビが振ってあったから子どもにも読めた。 本の思い出は尽きない。いつかゆっくり書き留めておきたいと思う。 記憶のうすれないうちに。

世界児童文学全集は赤い背表紙が外国童話、青い背表紙は日本のものだったような、そのなかに科学ものもあって未来の家などは今とそっくりだった。
科学が好きになったのは小学校4年くらいの時だろうか、父が私のために「こどもの科学」毎月買ってきてくれるようになったからか。 岩波文庫のの「ファーブル昆虫記」も次々買ってきてくれた。 父が何故私にはそういう本を買ってくれたのか判らないがただ嬉しくて夢中になった。

5年のころ自分で買ってきた「脳のはなし」を読んでるのを見た父はページを繰って「近頃はこいう素人向けの本もでてるのか」とちょっと感慨深げな顔をしたのを覚えている。
恋愛や感情のぐちゃぐちゃした文学はどうも性に合わないのは昔からのようだ。

まあ そんなことでこの本を読むのが楽しみだ。

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