気がつけば８２歳

銀杏の地面が美しい。　冬ももう其処まで来ている。
後数日で師走かと思うと心忙しくて落ち着かない。
独り暮らしにも慣れて来たが分担してくれる相手が居ないって結構シンドイものだ。

昨日は収穫祭でゲットした大きな鬼柚子の砂糖煮とカリンの蜂蜜漬けに挑戦。
物覚えが悪くなっているから、ネットで検索したページをプリントしていちいち讀みながら作った。

鬼柚子（獅子柚子）は切って二度茹でして洗ったのを日本酒と味醂と砂糖で煮詰める。
ほのかに苦みが残る風味が良かった。

カリンは細かく切って黒い種は茶袋に入たのと一緒に容器に入れて、それが隠れるくらい蜂蜜を注ぐだけだ。
２ヶ月ほど寝かして液だけを紅茶などに入れたりすると美味しいそうだ。
いざ切って見たら茶色く変色していてイイのかしらと半信半疑、蜂蜜のほうが勿体ない気がしたが一応漬けてみた。
お店で買ったのでないから一抹の不信感。
二ヶ月後結果や如何にである。
実と種は食せないとレシピに書いてあった。

容器を捜していたら６年前に漬けた梅シロップが手つかずの儘でてきてびっくり、それを忘れて今年も梅シロップを作っている。
子どもの頃から梅酒を毎年漬けていて大好きだったから結婚してからも欠かさず作って、お酒がダメになってからはシロップにしていた。　至って簡単だから。
習慣って恐ろしい。

こういう手作りはもう最後にしようと思った。
悠々自適、簡素な生活に憧れるがムリだろうな。