秋に思うこと2013/11/10

ツワブキの花が
公園の隅にツワブキの黄色い花を見付けて懐かしかった。
前に住んでいた家の庭には自生のツワブキがあちこちに咲いていた。
この茎の料理法を地元の方に教えて頂いて毎年、大量に作ったものだ。 
ついでに野蕗とか、お正月過ぎにはフキノトウを見付けるのも楽しくて美味しかったことを思い出す。
自然が残っているということはモグラやタヌキやヘビなどもいるってことだけど。

今住んでいる所は公園がいっぱい、緑や草花に溢れているが清潔そのものだ。
野生の情景も少し欲しくなるのは贅沢というものだろう。

日曜日の少し遅い朝食を取りながら録画した
(美の巨人達)東山魁夷 「秋翳 」
を観た。
単純そうに見えるこの絵の奥深さにあらためて感激する。
1999年に亡くなられたが同じ時代を生きて来て深い親近かを感じていた。
でもその頃には美しいと思いながらも観る目が未熟だった。
旅して情景を求め綿密なスケッチを重ね練り上げ最後に余分なものを取り去った画面に酔った。
空の美しさにも。

やっぱり絵は好きだなぁ。
下手でもいい。 公園でのスケッチを続けてみよう。