てふてふ ― 2012/10/22
テレビでドラマの予告に「てふてふ荘」という字が現れて、私は何のためらいも無く「チョウチョウソウ」と讀んでから聞いているとそのまま「てふてふ」と言っている。
そうだろうな。
とっくに忘れた筈の旧仮名遣いがパッと出て来たのに自分でも驚いた。
終戦の翌年に新しい仮名遣いが定められた筈だが、まだ学生だったのに当時の記憶が殆ど無い。
教科書もなく講義はノートに筆記するだけだったから適当に書いていたのだろう。
それに話し言葉通りに書くのだからむしろ易しくなった。
しかしそれまでに馴染んでいた夏目漱石や芥川龍之介などは矢張り昔の本が懐かしい。
味わいが違うと思うのは最初読みふけった頃の擦り込みだろうか。
聖書でも文語体のほうが歯切れが良くて気品が有ったと思うのと同じかも。
数年前に
直筆で讀む「坊ちゃん」 集英社新書
を買って讀み始めてその讀み難さに辟易した。
変体仮名までは讀めるが原稿用紙の肉筆はまことに辛いものがあって内容を賞味するところまでいかなかった。
結局は初めて手にした時のトキメキ、漱石なら漢字の書かれた布製の赤い表紙に分厚く重い感触、イヤリングなら三笠書房のブルーとあの分厚さ、世界文学全集なら国名も漢字だった重厚さ などなどがすっかり擦り込まれて、再読する時は新しいものに馴染めないのだと思う。
それにしても「てふてふ」って懐かしいな。
小学一年生の頃の風景が目に浮かんだ。
添付絵は全然関係なくて単にCGの勉強中です。
そうだろうな。
とっくに忘れた筈の旧仮名遣いがパッと出て来たのに自分でも驚いた。
終戦の翌年に新しい仮名遣いが定められた筈だが、まだ学生だったのに当時の記憶が殆ど無い。
教科書もなく講義はノートに筆記するだけだったから適当に書いていたのだろう。
それに話し言葉通りに書くのだからむしろ易しくなった。
しかしそれまでに馴染んでいた夏目漱石や芥川龍之介などは矢張り昔の本が懐かしい。
味わいが違うと思うのは最初読みふけった頃の擦り込みだろうか。
聖書でも文語体のほうが歯切れが良くて気品が有ったと思うのと同じかも。
数年前に
直筆で讀む「坊ちゃん」 集英社新書
を買って讀み始めてその讀み難さに辟易した。
変体仮名までは讀めるが原稿用紙の肉筆はまことに辛いものがあって内容を賞味するところまでいかなかった。
結局は初めて手にした時のトキメキ、漱石なら漢字の書かれた布製の赤い表紙に分厚く重い感触、イヤリングなら三笠書房のブルーとあの分厚さ、世界文学全集なら国名も漢字だった重厚さ などなどがすっかり擦り込まれて、再読する時は新しいものに馴染めないのだと思う。
それにしても「てふてふ」って懐かしいな。
小学一年生の頃の風景が目に浮かんだ。
添付絵は全然関係なくて単にCGの勉強中です。


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