「アリス」の本(続き)2012/10/02

三者会談
整形のリハビリに行く。
出掛ける前に先日書店で貰ったカードの登録をしてないことに気が付いて慌てて裏面の細かい文をルーペで讀みながら何とか済ました時はもうバスの時間ギリギリだった。

何故か整形医院の火曜日は空いていて直ぐに呼ばれて早く済んだ。
月初めだから銀行に寄ってから書店に回る。
場所がアチコチだから結構歩く。
ま これだけ歩けるようになった事を感謝しなくては。
街路樹やその足元の小さな植え込みに秋が忍び寄っていた。

書店に寄ったのは先日買ったアリスの文庫本を讀んで、もう少し踏み込んだのを捜したかったから。
もう今度描く絵とは関係ない感じだ。
またお店の方に希望を話すと、そういうのを集めたコーナーが有りますからと案内して下さった。
児童書の場所なのにアリス関係の本が十冊以上有って結構大人向きだ。
最後の二冊で迷ったが結局
「不思議の國の”アリス” ルイス・キャロルとふたりのアリス」
               求竜堂グラフィックス
に決めた。
物語の誕生から著者の生い立ち、アリスの原風景、アリスに魅せられた画家たち・・・・盛り沢山の内容だ。
因んだ風景や挿絵も豊富でワクワクしてしまう。
親身になって一緒に捜して下さった若い女性の店員さんに感謝、彼女も芯からの本好きらしく詳しかった。
お礼を言ってレジに持って行くと今朝登録してきたばかりのカードもすんなり使えた。

これを書きながら本を開いたらページいっぱいの絵のなかで樹の枝に踞って嗤うチェシャ猫がアリスを見おろしている。