お彼岸に2011/09/23

秋めいて
お彼岸なのにお墓参りもせず肩身の狭い思いしてるかしらなどと故人のことを偲んだ。
我が家は仏教の環境に無かったのでお彼岸と言えば「おはぎ」「衣替えの準備」しか頭に無かったのに今年は心境の変化かな。
知人からお墓参りの話を聞くと申し訳ない気持ちになる。
遠い地にあるからどっちみち無理な話なのだけど。

今朝の朝日新聞に
「しんだら帖」希望つづる
82歳の女性が紺色の布表紙の折り本にお礼や葬儀はこうして欲しいとか思い付かれたままに書き足していらっしゃる変わった形の遺言書のことが紹介されていた。
悲壮感はなく明るい。
どうすればこういう心境になれるのかしら。
私なんかまだまだだなぁ。
「生きたってことは思い出を残すってことですものね」
という言葉で締めくくられていた。

まだ遺言には程遠いが私もブログに細々した想い出を忘れないうちに書いて置こうかなとは思った。

コメント

_ 美海 ― 2011/09/24 09:24

「しんだら帖」の記事を読んで無精者の私もお礼と出来れば家族葬にして欲しいくらいは書くべきかななんて。 
ま さして希望もないです。

_ kazu ― 2011/09/24 11:56

家族葬ですか。
東京で子ども作りたいと思わなかった私は、相方に、墓は要らない、散灰か樹木葬にしてほしいと、言ってます。

_ 一茶 ― 2011/09/25 04:53

こんにちは。
いつも素敵な絵と、武田百合子さんのような、明快で鋭い文章を楽しく読んでいます。
去年大好きだった祖母が亡くなり、その兄弟も後を追うようにひとりずついなくなってしまい、寂しい思いをしています。信仰は厚いけれど、堅苦しくなく、オモロいことの好きなファミリーでした。毎日が音楽に溢れていました。
もっと色々聞いておけば、書きとめておけばよかったと思った矢先、美海さんのブログを見つけ、戦前・戦後の話など、大切に読んでいます。10年前のことでも、50年前のことでも、書き手によれば、生き生きとよみがえってくるものですね。過去と現在を縦横無尽に行き来する文章を、これからも楽しみにしています。

_ 美海 ― 2011/09/26 16:41

kazuさん
富士山の見える湘南の海を愛した方が友人の手で
その海の沖に散灰されたことを思い出しました。

_ 美海 ― 2011/09/26 16:48

一茶さん こんにちは
素敵なご家族でいらしたのですね。

気侭な拙い文でも楽しみと仰って下さって
嬉しいです。
日々薄れ行く昔を今しばらく掘り返して
みましょう。
有難うございました。

_ 杉並のもぐら ― 2011/10/04 23:52

しんだら帳を見て すぐそこに来たその時、どうしようかと思っても遅いですね。随分前から来るべきその時までに、やっておくべき事をやらなければ…といつも頭の片隅においてはおくのですが、まだ何にもしてません。葬式はやらなくていいよとは言っていますが、何もしてないと、残った連れ合いがバタバタするようでも、可哀そう。今更ながら死ぬのも大変だなア。
みなさんはどうなさっていらっしゃいますか?

_ 美海 ― 2011/10/05 10:53

>やっておくべき事をやらなければ…
これって難しいですね。
或る程度、若いうちでないと(ーー;)
残ったものに「好きなように適当にしてよ」
なんて無責任なこと言ってます。

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