哀しみ2016/03/29

樹齢200年以上
昨夜、遅いブログを書き終えたところで電話が。
兄嫁の訃報を伝える息子さんからのものだった。

彼には久しく会う機会が無かったが声だけは昔のままで懐かしい気持ちと、もしやとの不安が入り交じる。
月に一度は近況を話し合った彼女なのに正月以来電話をかけても留守ばかりで気になっていた。

暮れから入院して先日亡くなり家族葬で見送ったと聞いているうちに涙が滲んできて昔の事を思い出す。

終戦後、兄は無事復員して大学に復帰して卒業後に就職した会社で彼女と結婚した。
可愛くて兄が夢中になったらしい。

個性的な強い姉と理屈っぽい妹(私)を見てきた兄は
「こんな優しい女性もいるんだ」
と私に洩らしたのを覚えている。

もう父は亡くなっていたが昭和24年秋に平安神宮で挙式。
奇麗な花嫁さんだった。
翌年秋には私も同じ場所で結婚式をして家を出た後は彼女が母を支えてくれた。

彼女のお父さまも2人のお兄さまもお医者さんでよくお世話になったものだ。

「もう叔母さん一人になりましたね」
の息子さん(甥)の言葉に我にかえる。
近いうちに伺うからと電話を切った後、しみじみと彼女の事を憶い、過ぎ去った様々の映像が浮かんだ。

今朝は気持ちを切り替え出掛けたついでに枝垂れ桜をまた観に寄る。
青空に映えて昨日より華やかに見えた。
樹齢200年以上と書かれてるのを讀みながら感無量。

コメント

_ みるく ― 2016/03/30 16:43

素敵な方だったのですね。  義姉様のご冥福をお祈り致します。

_ みーみ ― 2016/03/30 18:36

美海さんこんばんは(^_^)
辛いお知らせでしたね。 いくつであっても お別れは辛いですね。青空に見上げた桜も 違いましたでしょう お元気だして下さいね💕
孫の春休みで 孫守りに 奮闘しています 笑
年々 クタクタです 笑

_ 美海 ― 2016/03/31 15:32

みるくさん
有り難うございます。
同い歳(彼女のほうが半年ほど若い)なので、お互い独り暮らしになってからは電話で近況を語り合っていたのが淋しくなりました。

_ 美海 ― 2016/03/31 15:40

みーみさんこんにちは(^^)
何となく不安を感じていたのでヤッパリと。
覚悟はしていても辛くって淋しかったです。

うわぁ 孫守り
いいですね(^^)♪
コチラは孫に守ってもらうようになりましたぁ〜笑

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