気がつけば８２歳

未だ風邪が治り切らない感じで身体が重いが気合いかけて起きた。
今年最初の水彩画の日だもの休みたくない。

待ち合わせてた友人とお喋りしながら駅まで急ぐうちに何だか元気が出てきた。
何でも話せる親友って有難いとつくづく思う。

いつも買い物に行く街とは反対方向で滅多に行かないが新しいだけに洒落た建物が多い。
青空の下を歩いているうちに風邪気は吹き飛んだからお天気屋だな。

２時間、張り切って切り花を描いたが未完だ。
あと30分欲しかった。
お花を持ち帰ったから萎れないうちにチャンと完成させよう。

終わった後、皆で洒落た中華のお店でお昼を一緒した。
リーズナブルなのにとっても美味しくて、何時も案内してくださる方に感謝しながら楽しいひと時でした。

別れて友人と二人、バスの窓から小さな公園のどんど焼きが用意されてるのが見える。
「あ　今日だったんだ」

マンションに帰ってすぐに正月飾りを袋に入れて公園に急ぐ。
暗くなってからだろうと呑気に歩いて近くまで辿り着いた時にはもう火が点けられて燃え上がりかけていた。

輪の中に入って松明を持った方に
「間に合います？　いいでしょうか」って
すがるようにお願いしたら袋ごとぽ〜ンと炎のなかに放り上げててくださってホッとしました。

感謝をこめてお賽銭を、そのお隣のテントで甘酒の熱いのを頂いて安らいだ。
長い青竹の先につけたお餅焼きが始ったのを横目で観て帰宅。

何とも過密な一日でした。
明日はアトリエで朝が早いから今日の水彩の完成は延びそうです。