暖冬2016/01/05

冬の公園にて
暖かさも今日までとの天気予報に洗濯を済ませて外に出る。
出しそびれて気になってた年賀状をポストに投函したので何時もの公園とは反対方向だ。

足の向くままにリサイクルセンターに寄って持ち帰り自由の本棚を覗く。
 「漱石とその時代 第2部」江藤淳 新潮選書 昭和45年発行
ぱらぱらっと拾い読みしたら面白そうで頂くことにした。
裏表紙に小林秀雄氏の推薦の言葉が書かれているのも嬉しい。
讀んで興味深かったら前後の册は図書館で当たってみよう。

スケッチ用品も小さなリュックに入れてきたのだけど適当な場所が見付からないまま、近くまで帰って来て小さな公園のベンチに腰かけた。

暖かくても草木はすっかり冬景色だ。
桜らしい裸樹の枝振りに魅かれてスケッチする。
水彩色鉛筆と水筆、ボールペンだけだ。

相変わらず慣れなくてもどかしい。
太めのペンを持って来なかったのを後悔。
30分足らずで切り上げた。

今年は気張らず焦らずゆったりと、ささやかな楽しみに浸りたいと思う。