「国展」を観に2014/05/08

新緑の国立新美術館へ
国立新美術館に友人と二人で出掛けた。
絵のお仲間が「国展」に出品されてると聞いたから楽しみにしていたのだ。

この美術館の有る駅までは乗り換え無しで行ける。
車中のんびりと久し振りのお喋りもしたいと思っていたのに駅に着くと事故のお知らせが流れていて直通電車は中止になっている。
途中ニ回も乗り換えて階段を登ったり降りたりだった。

でも時間に縛られてる訳でもないから目的地に着いたときは、もう期待で胸がふくらむ。
3月の「白日展」以来だ。
窓の外に見える新緑が眩しい。

「国展」にはあまり観に来た覚えがないが多彩な表現に目を見張った。
活気に溢れている。

写真撮影OKなので撮りまくった。
無論、絵のお仲間のお名前を見つけた時は嬉しくて何枚も撮る。
彼女らしい絵でちょっとミステリアスな感じも素敵だった。

思い掛けない懐かしい出逢いもあった。
会場に入った時に貰った「国展88th」の冒頭に島田章三氏のお名前と絵が載っていた。
「国展」の方とは知らなかったな。

昔からこの方の絵が好きで、横須賀市出身の方だから市の美術館によく観に行った覚えが有る。
ナマで観るのは本当に久し振りだ。
帰宅してから1980年発行の
「島田章三のパステル画」
を拡げて感無量だったが、1933年のお生まれで私より6歳お若い事も知った。

さて 1時間余りかけてゆっくり会場を巡り幸せ感いっぱい、でもお腹もすいて時計を見たらもう1時だ。
電車事故で到着が遅れたのだ。

この前と同じレストランで軽食を。
がら空きだったので食後の珈琲で新緑を愛でながらゆっくりお喋りを楽しむ。
また私が8割くらい昔の想い出を喋って
「しまった! 今日こそは私2割にして貴女のお話を聞かせてもらいたかったのに・・・」
次回は心しよう。

帰路、電車事故の事などすっかり忘れて直通電車を待っていたが来ないので
彼女が駅員さんに聞くとまだ復旧していなかった。
満員電車で立ちっ放し、乗り換えは階段、キツかったな。
少し腰を痛められたと聞いていた彼女に申し訳なかった。

でも 楽しい一日だった。
明日は二週間振りのアトリエだ。