読書雑感2012/03/27

こんな所にも菜の花が
先日、図書館から予約の本到着のメールが有ったのは
「これでおしまい」(我が老後) 佐藤愛子 文藝春秋
だった。
讀み始めたら面白くて止まらない。
エッセーは古いのもその時代への懐かしさも有って好きだけれど
今が背景になってると新鮮だ。
かの女は5歳年上だだが戦前、戦中、戦後、そして老いることの実感は共通だ。
70年前の彼女を垣間みている思い入れもある。
感じることが違うところもあるのもイイ。
それにしても巧い文章だな 作家はやはり違う。

話はそれるが最近とみに忘れっぽくなったので読書録を作ろうと買い置きのノートの適当なのを捜した。
大、中、小と何冊か有るのを開いたら最初の2〜3頁書き散らしたのが多い。
思い付いては気が変わってしまうのだ。
罫線つきは嫌いだから無印の白紙のに決めて早速書いたのだが今朝捜すと見当たらない。
取り敢えず雑記帳に書いて図書館に返本に行く。

そこで考えた。
ノートに書いた後で読み返すことが有るだろうか?
字が汚いから判読するのも大変だ。
本が溜まって仕方がないし経済的にも図書館を利用するのでそういうことを思い付いたのだが。
考えてみればパソコンのメモ帳のほうが便利だ。
外付けのHDに保管しておけば故障しても安心だし
もともとそんな大層なモノでもない。

春めいてきたから衣類の整理と同時に本やメモ類の整理もしなくては。