小学1年生 ― 2011/06/08
小学校にあがるまでの思い出は耳鼻咽喉科の医院通いと日曜日に母のお供をして教会に行くのが主だ。 いつも無口だった。
本を読むのが一番の楽しみだったような子どもだったから手の掛からない子だったと思う。
もの喜びもしなかったから親は張り合いがなかったろう。
茶色いランドセルや上履き入れ、傘など揃えてもらった筈だけどよく覚えていない。
唯一嬉しかったのはミッキーマウスの絵が描かれた赤いセルロイドの筆箱だった。
そんな子が小学校生活に順応できるかなと親は心配したかも知れないが、自分でも不思議なくらい小学校は楽しかった。
男の子も女の子も優しくて幼稚園から来た子に遊びをいろいろ教わって身体を使う面白さを初めて知った感じだった。
勉強は漢字まじりの本を読んでた私には易し過ぎたから思いっきり遊びに熱中できた。
写真の中で上目使いにちょっと拗ねた表情しているのはMちゃんだ。 新聞屋さんの子で町のこと良く知っていたな。
彼女に連れられて狭い路地を通り抜けると大きな無人の洋館の庭に出たり、メダカの泳いでる小さな小川で遊んだりした。
先生の隣で毛糸のセーターとお揃いの半ズボン(写真はモノクロだけどえんじ色だった)を来て賢うそうなのはKちゃんだ。
彼女はクラスで成績が1番だった。 入学したての頃、何がキッカケだったか校舎の前を流れている側溝の流れを見詰めながら人生について真面目に語り合った覚えが有る。
6歳のこどもが何について話したのだろう? ただ真剣だったことだけが記憶に残っている。
男の子には「駆逐水雷」なんて遊びの仲間に入れてもらった。
お金持ちの子も貧乏な家の子もいたけどそんなの全然関係ないと思っていたけど私が気がつかなかったのかもしれない。
写真で先生を挟んで左に写っているのはKちゃんだ。
よくお宅に遊びにいったっけ。
同じ女学校に行って一昨年までクラス会で遇うと陽気に話していたが昨年風邪をこじらせて孤独死してしまった。
皆、どんな人生を送ったのだろう。
本を読むのが一番の楽しみだったような子どもだったから手の掛からない子だったと思う。
もの喜びもしなかったから親は張り合いがなかったろう。
茶色いランドセルや上履き入れ、傘など揃えてもらった筈だけどよく覚えていない。
唯一嬉しかったのはミッキーマウスの絵が描かれた赤いセルロイドの筆箱だった。
そんな子が小学校生活に順応できるかなと親は心配したかも知れないが、自分でも不思議なくらい小学校は楽しかった。
男の子も女の子も優しくて幼稚園から来た子に遊びをいろいろ教わって身体を使う面白さを初めて知った感じだった。
勉強は漢字まじりの本を読んでた私には易し過ぎたから思いっきり遊びに熱中できた。
写真の中で上目使いにちょっと拗ねた表情しているのはMちゃんだ。 新聞屋さんの子で町のこと良く知っていたな。
彼女に連れられて狭い路地を通り抜けると大きな無人の洋館の庭に出たり、メダカの泳いでる小さな小川で遊んだりした。
先生の隣で毛糸のセーターとお揃いの半ズボン(写真はモノクロだけどえんじ色だった)を来て賢うそうなのはKちゃんだ。
彼女はクラスで成績が1番だった。 入学したての頃、何がキッカケだったか校舎の前を流れている側溝の流れを見詰めながら人生について真面目に語り合った覚えが有る。
6歳のこどもが何について話したのだろう? ただ真剣だったことだけが記憶に残っている。
男の子には「駆逐水雷」なんて遊びの仲間に入れてもらった。
お金持ちの子も貧乏な家の子もいたけどそんなの全然関係ないと思っていたけど私が気がつかなかったのかもしれない。
写真で先生を挟んで左に写っているのはKちゃんだ。
よくお宅に遊びにいったっけ。
同じ女学校に行って一昨年までクラス会で遇うと陽気に話していたが昨年風邪をこじらせて孤独死してしまった。
皆、どんな人生を送ったのだろう。
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