本の想い出2021/08/13

雨続きで、何だか梅雨に戻ったみたい。
買い物に行く必要も無い身だし、洗濯物は浴室乾燥で済むから不便は無いけれど何となく気が滅入る。

TVのニュースでも大変な世情に、若い方々の大変さを思いながら、つい自分の若かった頃のことを振り返った。

ラジオと氷冷蔵庫と蓄音機くらいしか無かった子ども時代。
でも本だけは、客間の大きな本棚にイッパイ有ったから幼児の時から讀み耽っていた。
字は誰に教わったのか記憶に無いが、昔の本は振り仮名が着いていたから。

記憶は朧ろだが、たしかアルス社の世界文学全集、70巻くらい有ったのに夢中になって。
小学生なってからは大人の世界文学全集にも手を出してるのを母が見て心配して父に相談したらしいが、父は我が家には讀んで悪い本は無いと。

でも、それからは「子どもの科学」を買って来てくれるようになって、嬉しくて夢中になってしまった。
「ファーブル昆虫記」岩波文庫 も大好きだったな。

本には、想い出が詰まっている。
戦中、戦後の移り変わり。
自分の年代によっても様々だ。
そのうち「昭和に生まれて」で想い出を書いて置きたくなりました。

添付写真は、ちょっと表に出たとき見かけた薔薇が嬉しくて。