「はじまり」を探る を讀んで2014/11/12

「はじまり」を探る
自分を振り返ると早熟な可愛げのない子どもだったと思う。

時の流れ、時間と云う物について疑問を持ったのは小学5年生の頃だった。
忘れもしない、自室の窓から落ち行く夕日を眺めててるうちに永遠の意味をふと考えた。
考える程に解らなくて気が付いたら涙がでていた。

子どもだから何時も考えて悩んでいた訳ではない。
女専に入った頃は戦争のさなかで皆と同じように哲学の本を讀みあさったが答えはでなかった。
第一難し過ぎる。 時間の違った考え方も読んでも理解できないままだ。

でも時間を遡っていろいろの起源を知ることに興味惹かれる。
単純に好奇心だ。

「はじまり」を探る 池内了「編」
を広告で見てすぐに図書館で予約した。
そして 今日が返却期限だ。
易しく書かれているが本当に理解するには学力不足だ。

人間ってスゴいなとつくづく思う。
50年後、100年後にはどこまで解明され、世界はどう変わるのだろう。