亡父を偲ぶ2016/03/14

黄色が鮮やか
小雨模様で今日も寒い。
昨日、恒例の日曜日訪問が出来なかった家人宅に顔を出す。
何かと相談や報告事項が有るものだ。

春は名のみの大気の冷たさに父が亡くなった年のことを思い出す。
戦火を避けて移り住んだ琵琶湖畔は比叡おろしの風が冷たく暖かい阪神間に馴れたものにはキビシかった。

肺炎になり、当時はペニシリンが医師でも入手出来なかった時代にやっと1本だけ注射出来て一旦熱が下がったが後が続かなかった。

温かくなればとひたすら春を待ち望んだ。
京都の女専の卒業を控えていたが家に戻って父の傍に付き添って最後まで話をする。

ずっとお世話になっていた看護師さんとお医者さんが居られない時に急変して母と私だけが自宅の座敷で最後を看取った。

幼い時から変わり者だった私を気に掛けてくれて真剣に話し相手になり、心配りをしてくれた父には今も感謝でいっぱいだ。

3月の寒い日には特に父の事が思い出されます。
命日は3月13日 享年56歳でした。

添付写真は昨日公園で。

コメント

_ うさこ ― 2016/03/14 20:32

お元気そうですね!  良かったです。
美海さんの 水彩画が好きです。柔らかいタッチで
本当に自分の側に置いておきたいくらいです。
お父様、若くして亡くなられたのですね。
湖北には、今年の冬も鳥を観に行きました。
こはくちょうと、山本山の”おおわし”を・・・
良い所ですね。
3月は 春と冬の”せめぎあい”ですね。
寒い日もあったり、まだまだ気をつけなければいけません。
添付の花は、”匂い水仙”でしょうか?
家にも少し咲きだしたのが あります。
水彩画 楽しみに しています。

_ 美海 ― 2016/03/14 22:21

うさこさん
お陰さまでボチボチ元気回復です(^^)
水彩画は下手だけど好き、笑って見て下さいネ。
父が亡くなった事は悲しいけれど、琵琶湖畔には青春の思い出がイッパイで懐かしいです。
風景も鳥や魚も大好きです〜☆

_ みーみ ― 2016/03/14 22:40

美海さんこんばんは(^_^)
いくつになっても 父と母の子であり… 親のことは 忘れるものではないですね。感謝ですよね(^_^)
春の水仙も咲だしましたね。また 寒くなったりして お花も びっくりポン❗️
今日は 家でゴソゴソ やるべきことがあるものですね。
スッキリしないまま もう この時間❗️ 明日 頑張りまー〜ーすv(^_^v)♪

_ だいこう ― 2016/03/15 05:56

はじめまして!
以前、ラジオで美海さんのブログを知り、それ以来毎日欠かさずに拝読させていただいております。
美しい写真と絵の数々・・・・そして流れるような文章には美海さんの知性と教養の深さを感じます。
これからもずっと素晴らしいブログを綴られ、楽しませていただければと思います。

_ さわ ― 2016/03/15 08:33

おはようございます

お父様若くして亡くなられたのですね
私の父も三月に62歳の若さで亡くなりました
私が19歳の時でした
お父様も父もきっと早くして亡くなって無念だったのでは
ないでしょうか

読書家の父とは本のことでいろいろな話をしたことが
思いだされます

_ 美海 ― 2016/03/15 18:12

みーみさんこんばんは(^^)
父とは20年にもならない短い間だったのに絶対に忘れられないですね〜☆
感謝する事でイッパイです。
可愛いお花が咲きだしたのに寒くてカワイソウ〜
私も遣り残しが今日も・・・(ーー;)
明日ガンバリま〜す(^^y)

_ 美海 ― 2016/03/15 18:19

だいこうさん
はじめまして! ようこそ!
ラジオで聴いてくださったのですね〜
あの事は懐かしい想い出になりましたぁ。
聴いてくださって嬉しです。
有り難うございました。
勝手気侭な恥ずかしいブログですがコレからも宜しくお願いします。

_ 美海 ― 2016/03/15 18:34

さわさん こんばんは!
私も19歳でした。 3月も同じですね〜
今思うと父は戦中、戦後の苛酷な時代のせいで早世したと思います。
私の父も読書家でその蔵書を読みあさった私の話を聞いてくれ、末っ子の私だけに本もいろいろ買ってくれました。
懐かしいです。

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