久々に読書2015/05/31

金糸梅が
病院に行く時、長時間電車に乗る時などには必ず本をバッグに入れて行く。
何故か私は何時も荷物がイッパイだから出来るだけ薄い本を書棚から捜すのだが何が讀みたいか迷うことも多い。

この2〜3日は
「生きて死ぬ私」 茂木健一郎 筑摩文庫 2006年発行
を持って歩いて昨日読了。

後書きで33歳の時に書かれたと有って若々しい。
私が10代から悩んだことを思い出して親近感が湧いた。

死を身じかに感じる機会の多い時代で早熟でもあったから、生まれる前の自分の存在、生きていることの不可思議さ、死の不安はいつも頭に有った。

無論未だに答えは見つからないが、それなりに折り合いをつけて今を楽しむことに専念している自分が居る。

茂木氏の著書は興味が有って何冊か持っているが、ちょっと違った新鮮さを感じた。
もしかして当時に讀んだのかも知れないが記憶には無い。
讀むこちらの年齢で感じる事も違ってくるのかもしれません。

キンシバイの可愛い花が咲き出しました。
雨の予報が外れて青空が眩しい5月最後の日です。