「夏天の虹」のことなど2012/04/18

山も春色
昨日はパソコンに向かっていたら外が喧しい、そのうちに稲光と雷鳴で窓から眺めたら凄い大粒の雨が降っている。
あとで聞くと雹も混ざっていたそうだ。
春雷は何年ぶりだろう。
一時間ほどで青空と日射しが戻って不思議な感じだったな。

今日は窓から見える桜も萼の赤みが目立って来て樹々の新緑が初々しい景色に変ってきたら何だか気分も落ち着いた。
買って来たばかりの
 「夏天の虹」みをつくし料理帖  高田郁著 ハルキ文庫
を讀んだ。
讀んでしまうのが惜しいと思いながら一気読みしてしまう。
<悲涙>の第七弾! と帯に書かれているようにやるせない話も有るのだが何時ものように読後感は爽やかだ。

このところ少し重い本を続けて讀んでいてそれはそれで新しい知識を得る喜びが有ったが疲れもした。
久々に人情あふれる江戸情緒に浸り寛ぎ楽しかった。
そのうちもう一度、ゆっくり味わいながら読み返してみようと思う。

夕方、親友から電話を貰って楽しいお喋りに時間を忘れる。
幸せです。