老犬2011/10/13

元気な頃の散歩途中で
このところ気力減退で念のため病院での検査が続いている。
心配する程のことはないのだが疲れてパソコンを開けない日が続いた。

その間に近くの家族の家の老犬の様子を見に行く。
もう18歳くらいになるだろうか、去年の春には一緒に泊まりがけの旅行が出来たのに私と同じくらいの頃から病気になった。
老衰でもあるのだろう。
人間の年齢に換算すれば同年配、つい思い入れが深くなる。
家族全員から愛され面倒見てもらっていて幸せだとは思うけどシンドソウなのは口で訴えられない分痛々しい。
と思うのは私の勝手な想像で見ているうちに教えられることも多かった。
私のように病気になったことをうじうじと悩まずに受け入れ、出来ることは努力している。 覚束ない足取りでも倒れるまで歩いている。
明日のことは悩まないのだろうな。

先々週くらいにはもう持たないだろうと皆が覚悟したのだが奇跡的に食欲が出て来て随分元気になった。
相変わらず半分は寝込んでいるが毛艶が良くなったようだ。
彼を見ていると真っ白なふわふわした塊だった子犬の頃や元気いっぱい走り回っていた青年の頃の映像が走り抜けて行く。