腕時計を買う2011/10/05

蛙君違ってるよ
6月にDVDレコーダーが壊れた時に販売店の5年保証で無料で修理してもらった。 
ただ一旦現金で払ってその領収書をお店に持って行ってポイントにする仕組みで遠いので行く機会が無く気になっていた。
昨日家族がたまたまその近くのデパートに行くと聞いて車に同乗させて貰う。 その街に行くのは丁度1年振りだった。

1時間後の待ち合い場所を決めて私は電機店に直行した。
懐かしかったな。
ポイントにする手続きは簡単に運んでホッとする。
ポイントの有効期限は2年間だと初めて教わって考えてしまった。
これからここへはあまり来られないかも、それなら今日使ってしまおう。
普段使いに欲しかったソーラーのデジタル腕時計がいい。

時計売場を教えて貰って行くといっぱい並んでいた。
「婦人用のデジタル時計は?」
バンドの気に入ったのが2種類しかなかったので念のため普通のと比べてみたがやっぱりデジタルのほうがスッと認識出来る。
明るくて数字も見やすい。
時刻合わせをしなくていいし正確なのが何よりだ。
電池は10年持つそうだし。
バンドの調整をして貰っても待ち合わせ時間に充分間に合った。

今している時計は記念の品だからよそ行きに大事に仕舞っておこう。
震災までは夫が愛用していたでデジタル時計をずっと嵌めていた。男性用だから字が大きくて老眼には便利だったが震災の影響だけでなくあちこち壊れて来ていたので思い切って買い換えてよかった。 淋しさもあるけれど・・。
ちょっと女性らしくなった感じだ。

老犬2011/10/13

元気な頃の散歩途中で
このところ気力減退で念のため病院での検査が続いている。
心配する程のことはないのだが疲れてパソコンを開けない日が続いた。

その間に近くの家族の家の老犬の様子を見に行く。
もう18歳くらいになるだろうか、去年の春には一緒に泊まりがけの旅行が出来たのに私と同じくらいの頃から病気になった。
老衰でもあるのだろう。
人間の年齢に換算すれば同年配、つい思い入れが深くなる。
家族全員から愛され面倒見てもらっていて幸せだとは思うけどシンドソウなのは口で訴えられない分痛々しい。
と思うのは私の勝手な想像で見ているうちに教えられることも多かった。
私のように病気になったことをうじうじと悩まずに受け入れ、出来ることは努力している。 覚束ない足取りでも倒れるまで歩いている。
明日のことは悩まないのだろうな。

先々週くらいにはもう持たないだろうと皆が覚悟したのだが奇跡的に食欲が出て来て随分元気になった。
相変わらず半分は寝込んでいるが毛艶が良くなったようだ。
彼を見ていると真っ白なふわふわした塊だった子犬の頃や元気いっぱい走り回っていた青年の頃の映像が走り抜けて行く。

アガサ・クリスティのこと2011/10/15

雨上がりの路上のアクセサリー
雨が止んだので近くの図書館に予約していた本を受け取りに行く。
 「アガサ・クリスティを訪ねる旅」 平井杏子著
                    大修館書店
私にとってミステリの原点は彼女だ。
50代、子離れした頃にふと書店で手にした文庫本にすっかり魅せられて次々と読みあさった。
その後外国のミステリのシリーズを次々讀み、現代のはシリーズの新刊が出るのを楽しみにしていたものだ。
我ながら熱中するタイプだなと笑ってしまう。
何年くらい続いただろう、あまりに刺激的な現代の外国作品についていけなくなって何時とはなしに読書の方向が変わって来た。
年齢のせいもあるような気もする。

それでもポアロとミス・マープルは今でも特別な存在だ。
眠れない夜には幾冊か選んで枕元に積み懐かしく読み返すし、古い映画をテレビでやっているとつい観てしまう。
今巻末の彼女の年譜を見ると
 1976年1月12日 死去 享年85歳
とあった。
あの日の新聞報道は覚えているのに時の過ぎ去るのは早いものだ。

この本の副題は「鉄道とバスで回る英国ミステリの舞台」とあるから本当は旅行すれば楽しいだろうな。
100歳の方に笑われそうだけど今の私には無理、せめて読んで想像で補おう。 
パラパラめくると見覚えの有る著書の題名が次々出ていて嬉しい。

独り言2011/10/18

街路樹のハナミズキの赤い実がいっぱい!
昨日は白内障手術に備えて眼の検査と手術の説明があった。
丁寧に解りやすくて納得。 
入院中の食事の内容も病後に配慮して下さって、お若く見える女医先生に安心してお任せする心境になる。
経験された方から良かったってお話をいろいろ伺って私も楽しみにしているのだけど心配性でどこか不安なのは年甲斐ないなぁ。

そんなこんなで落ち着かない日が続いている。
今日は入院に備えて隣街まで買い物に出かけた。
ついでに痩せてサイズの合わなくなった衣服の普段着を買い、裾上げをして貰ったりして帰宅が遅くなった。
今日こそはブログを書きたいと思っていたのに・・・。
う〜ん 幼い眼に映った昭和初期の風景を覚えているうちに書き留めて置きたいなと考えている。
自分の勝手な思い入れだけだから手術が済んだらの目標にして置こう。

病院通い2011/10/20

動物園のスケッチ会で
先日手術後の定期検査をして戴いてその結果を伺ってる最中に胸が痛くなった。
運が良かったのか悪かったのか、暫くして収まったのだけど近くの病院に紹介状を書いて下さって念のための心臓の検査をして貰うことに。
先週に3日通院して結構ハードな検査だった。
その結果が今日、予約は午後の3時半なのに朝から落ち着かない。
30年前くらいに少し悪かった時期が有る。
今でも心電図では過去に狭心症を患った痕跡があるそうだが今更と思っていた。

白内障の手術も後数日だもの何とか無事通過したいと心から祈った。
バスの都合で1時間近く早めに病院に着いた。
病院という所はともかく待つ時間が長い。
家に居ても用事はないのだから別にいいのだけど話し相手も無く
眼が悪いから読書も億劫で不安を抱えながらただ待っていた。

呼ばれたのは結局4時過ぎ、
「結論から言いますと心配ないです」
嬉しかったな。
「良っかったです。有難うございました」
を繰り返して面談は3分も掛からなかった。
現金なものですっかり元気になって1時間に1回しか無いバスに飛び込んで帰宅する。

次の白内障のオペも良い結果を報告したいと願っています。