風邪で読書三昧2015/04/18

ダニエル・キイス文庫本
典型的風邪の症状だが幸い熱はない。
昨日アトリエ帰りにクリニックに寄って診て頂いて正解だった。
幾種類かの薬を処方して貰って、今日はベッドで大人しく本を讀む。

「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キース 早川書房

この本は数十年前に読んだ記憶が有った。
先日TVの予告でこの名前を見て懐かしくて原作を読みたくなったがまさか残ってるとは思わなかったのに、文庫本の書棚に見つけた時は嬉しかったな。

奥付きには1999年発行と。
鉛筆で50の走り書きで得心だ。
きっと古本屋さんで目に止まり懐かしくて買ったのだろう。
カヴァもなく古ぼけている。

初めて讀んだとき感動して題名はシッカリ覚えているのに読み出して、忘れているのに戸惑う。
途中から記憶が蘇えってくると切なさがこみ上げて来た。
やはり讀む年齢によって感じる事は微妙に違ってくるものだ。

風邪をひいたお陰で今日は読書三昧の贅沢な時間が持てました。