[整理」考2015/05/13

新しい視野が
昨夜、たまたま書棚を眺めてて
「わたしの整理術」 岩波アクティブ新書編集部編
が目にとまった。

買った覚えはあるが内容は覚えてない。
ブックオフのシールが貼ったままだから、もしかして取り敢えず買ったけれど讀んでなかったのかも。

奥付きを見ると 2003年1月8日発行で結構古い本だ。
茂木健一郎、色川大吉、大平健、・・各界の著名な方々11名がご自分なりの整理術を披露されている。

整理と云えば 断捨離しか頭になくて悩んでいた私は、読み出したら新しい視野が開けて救われた思いがした。

茂木氏は家中散らかっていても脳の整理が優先だと。
何だか嬉しくなった。

正反対なのが「一掃による片付け術」塚本昌彦氏、
机の上、作業台は終ったら何も置かない。
一掃して奇麗に拭く。
部屋中、寝る前には奇麗に片付ける。
決して潔癖性ではないと自称される著者が決心して10年、快適な生活になったと書かれてるのに惹かれた。
でもヤッパリ執着を捨ててシンプルな生活が基本のようだ。

11名の方々の夫々の人生観に裏付けされた整理術は個性的で楽しい。

これまで義務感に縛られて億劫だった身辺整理を自分なりに考えて実行したくなった。