読書雑感2014/02/18

幸せが!
ここ2〜3日、読書から遠ざかっていた。
寝る前にどの本を讀もうかと書棚を漁っていてフト眼についたのが
「思考の生理学」外山滋比古  ちくま文庫
奥付きを観ると3年前に買っているのにすっかり忘れている。

学生の頃の気分に還って讀んで気持ちが若返った。
「朝飯前」は夜行性の私には耳が痛かったが、朝食抜きで昼まで仕事をするって頭の冴えようが違うという話に学者さんらしい発想と感心する。
いろいろヒントを貰った。

最近は一時あんなに嵌まり込んだミステリもあまり面白く讀めなくなった。
時代小説もダメ。 純文学も敬遠気味。
エッセーは、色々の方の考え方、感じていることが知りたくて讀む。
端的に人間や宇宙のことを知りたいと気が短くなったようだ。

情緒に欠ける人間だったのが歳とともにさらに短気になってゆとりがなくなったなと淋しくも有る。
若い方々の瑞々しい情感にあやかりたいものだ。