蛹に ― 2012/06/27
朝、カーテンを開けるとベランダの白い壁に緑の点が・・・。
アゲハ蝶の幼虫が木からそこまで移動したらしい。
幼虫にとってはかなりの距離だ。
降りて這ってまたよじ登った姿を想像すると何だか愛しい。
もうじっとして動かず蛹になるのを待つばかりだ。
ちょっと陰にはなっているが風雨は大丈夫かしら。
時々手摺に止まりにくる鳥に見付からねば良いのだけど。
あとは自然に任せるより仕方がない。
木に残っている随分大きくなった一匹もそろそろ巣立ち?かな。
葉っぱが残っている間にと彼らと木のために祈る気持ちだ。
「幼虫の想い出」
女学生のとき、クラブを選択するとき特に入りたい所が無くて名称は忘れたが生物(園芸だったかも)クラブに親友と3人で入った。 美術関係は無かったと思う。
放課後生物の先生にくっついて温室の中や、校舎の裏庭の樹木を観察したりしていたが或る日蓑虫の大群を見付けて大きな紙袋に採取して私が全部貰って帰った。
親に黙って、枕元に置いたまま寝たら翌朝目覚めて吃驚!
夜中に紙袋から這い出した蓑虫が部屋中、机や椅子や壁の至る所にぶら下がっていた。
母に言わないと仕様がない。
母は呆れて苦笑していたが、その後親戚や友達が集まる度に話の種にして私は変った女の子というレッテルを貼られてしまった。
あの蓑虫がどう始末されたか記憶はない。
父だけが理解を示してくれた。
自分が小学生だった私に岩波文庫の「ファーブルの昆虫記」を買って与えたせいかもと思っていたのだろうか。
アゲハ蝶の幼虫が木からそこまで移動したらしい。
幼虫にとってはかなりの距離だ。
降りて這ってまたよじ登った姿を想像すると何だか愛しい。
もうじっとして動かず蛹になるのを待つばかりだ。
ちょっと陰にはなっているが風雨は大丈夫かしら。
時々手摺に止まりにくる鳥に見付からねば良いのだけど。
あとは自然に任せるより仕方がない。
木に残っている随分大きくなった一匹もそろそろ巣立ち?かな。
葉っぱが残っている間にと彼らと木のために祈る気持ちだ。
「幼虫の想い出」
女学生のとき、クラブを選択するとき特に入りたい所が無くて名称は忘れたが生物(園芸だったかも)クラブに親友と3人で入った。 美術関係は無かったと思う。
放課後生物の先生にくっついて温室の中や、校舎の裏庭の樹木を観察したりしていたが或る日蓑虫の大群を見付けて大きな紙袋に採取して私が全部貰って帰った。
親に黙って、枕元に置いたまま寝たら翌朝目覚めて吃驚!
夜中に紙袋から這い出した蓑虫が部屋中、机や椅子や壁の至る所にぶら下がっていた。
母に言わないと仕様がない。
母は呆れて苦笑していたが、その後親戚や友達が集まる度に話の種にして私は変った女の子というレッテルを貼られてしまった。
あの蓑虫がどう始末されたか記憶はない。
父だけが理解を示してくれた。
自分が小学生だった私に岩波文庫の「ファーブルの昆虫記」を買って与えたせいかもと思っていたのだろうか。
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