テレビ番組雑感2010/09/23

落日
夕刊を取りに行こうとドアを開けたら丁度夕日が森の端に沈みかけていた。 急いでカメラを取りに引き返し、辛うじて間に合った。
先日テレビで観た「城山三郎亡き妻への恋文」を思い出し、「落日燃ゆ」に連想が走った。 
同じ昭和2年生まれという親近感があるが題材が辛くてあまり読んではない。
でもあの放送は良かったな。 素敵な奥様だ。お二人の愛情に泣けて来た。
最近はテレビに時間を取られるのが惜しくなって意識的にセーブしているが見て良かったなという番組に出逢ったときは嬉しい。

少し前から池上彰の「学べるニュース」を見ている。
凄く判り易い。 知ってるつもりでも抜けてる所が多いから、その隙間を埋めてくれて納得! って感じだ。
昨日の3時間SPは見応えが有って知識が増えた。
夫との会話が無くなって、一人暮らしはニュースを見るにも偏り勝ちだ。 興味の有るとこしか見ない。
彼の解説が面白いのは多分にお人柄に好感がもてるし、難しいことを明瞭に易しく淡々と述べて下さるからだと思う。
いい番組見付けたな と独り喜んでいたら既に世間では凄く好評で、本まで出ているのに吃驚した。

幾つになっても知識を得るのは最高の喜びだ。
先日、友人とのお喋りで「本当の史実が知りたいの」って言葉を思い出してそういう講座があるといいと思った。
既にあるのかも知れないが、だんだん気難しくなって面白くなんて配慮には付いて行けない。

テレビもいいけど生の講座が手軽に受けられるといいなと思う。
そういうことを望んでいる高齢者って案外多いんじゃないかしら。