佐野洋子さんの本2011/11/22

京都で
図書館から依頼の本が届いたとのメールが入った。
もう何ヶ月も前に頼んだ覚えは有るが題名は思い出せない。
昼前に受け取りに行くと
 「そうはいかない」佐野洋子著 小学館
エッセー集だった。
途端に嬉しくなってしまう。
彼女の絵も文も大好きだ。
どうしてあんなユニークな絵がサラサラッと(じゃないかも知れないが)描けるのだろう。
エッセーの文章の巧さもさることながら内容が凄い。
私には未知の感情の世界が多いけどその率直さに頷いてしまう。

一気読みしてしまった。
今回のには客観的に見た「老い」が随所に有って自分の年齢に思いが行く。
彼女は70歳代で亡くなられたがもう10年、20年歳を重ねた時のエッセーが讀みたいなと無理なことを考えた。