昭和初期の服装の想い出2011/11/12

散歩の途中で
朝の連ドラ「カーネーション」に触発されて昭和初期の服装をあれこれ考えていたら去年「昭和初期の服装」についてブログに書いてたことを思い出した。
 2010.9/8 〜 9/11。
読み返してあらためて感慨に耽る。 書いて置くっていいな。
ブログってやっぱり自分が一番楽しい。
つられてまた色んなことを思い出した。

昭和10年代にはデパートでも子供服が誂えられてオーバーコートを作ってもらった時のことだ。
白っぽいグレーに淡いチェックの柄で大きな襟のデザインも子ども心に素敵だと嬉しかった。
仮縫いはなくて1週間程して受け取りに行き試着すると丈が短い。
採寸の時に7と書いたのを1と読み違えたのだ。
母が交渉していたが結局裾の折り返しをいっぱいに伸ばすことで決着した。
小学2年生くらいの伸び盛りですぐに着られなくなって町の洋裁店でハーフコートに仕立て直してもらって愛用したが、子ども心にも元のデザインが好きだったのにと残念でこの歳になってまで執念深く覚えている。

簡単に既製服を試着しては選べる現代では考えられないと思うがあの頃は洋服作るってことは大変なことで少ない数を大事に着たものだ。

(添付の写真の赤い実は先日の散歩途中で見かけて「赤い実 秋」で検索したらヒマラヤトキワサンザシが一番良く似てたけどそうなのかしら)