年齢2011/05/30

小さな子どもが〜
夕食の支度をしていたら電話が鳴った。
「はい ○○ですが」
「ああ 良かったあ  何度電話しても通じへんから心配したよ」
大阪の兄嫁からだった。
「ごめん 連絡遅くなって。 退院したけど元気でえへんかって」
途端に関西弁になっている。

彼女とは同い年だ。 兄が就職した職場で見そめて強引にアタックして私より丁度1年前に結婚した。 可愛かったなあ。
その兄も他界して10年近くになる。
彼女が仲が良かった私の姉も7年前に亡くなって彼女のお兄さん方(お医者さんでお世話になった)も既に居られない。
昔のことを知るのは彼女だけになってしまった。

「80歳過ぎたらシンドイねぇ 2人めのヒマゴのお宮参りに呼ばれてんのやけど」
「いやあ おめでとう! でも日にちが決まってると不安やね」
歳取ったことの感慨を話し合って最後には
「歳のことは忘れようよ。 全快したら遊びに行くね」と電話を切った。

退院の前日が誕生日だったから84歳になったけどまだピンと来ていない。
一昨日は絵の友達が電話をくれて
「私も80になったのよ。 疲れ易くなるわね」
「82歳までは大丈夫だったわよ」
「気持ちのせいかもね」
友達のお母様が先日ブラジルへ旅行なさってとてもお元気だったと聞いた。95歳でいらっしゃる。
「この病気治ったらまた一緒に楽しもうよ」

91歳、94歳の友とも電話で会話を楽しむ。
若い友との話は楽しい。 同年輩や先輩には元気と希望を貰う。