お正月料理2012/12/28

虎の巻
天気が崩れないうちにと今日も買い出しに行った。
独りになってお正月は呼ばれる身になったから特に正月料理を用意することもないのにやっぱり作ってしまう。
スーパーのお野菜が高くなっているのに驚く。
ま 毎年のことだけど何だか今年は不景気で安値かなと思っていたのだ。

大根、人参、里芋、筍、椎茸、菠薐草などなど一揃いカゴに入れて、ま 金平と酢蓮はオミットしようかな なんて。
伊達巻きや田作り、昆布巻き、栗きんとんなどは近くのストアで出来合いを買おう。
全部手作りした昔を思いだした。

結婚するまで料理をしたことがなかったので、新婚旅行から帰るなり家事総てを任されて苦労したな。
義母は口出ししないと決めていたようで料理の本を見ながら悪戦苦闘して随分酷い料理だったのに黙って食べてくださった。
教わったのはこの家伝統のお雑煮くらいだ。
実家では寒鰤と実沢山の味噌仕立てのお雑煮で苦手だったのが関東風の鶏の清まし汁になって嬉しかった。

NHKテレビの「きょうの料理」が出るようになってからは毎月買って、特に正月料理は役に立った。
1968年の正月料理特集は未だに参考にしている。
開いてみたら辰巳浜子先生のお若い写真が。
懐かしくて写真を貼付する。

黒豆は前夜から水に漬けてコトコト煮るの大変だったな。
数の子も干したのの水戻しからしたっけ。
栗きんとんは好きだからいっぱい作ったのも昔のことになった。
簡単に既成品を買うようになってもう久しい。

お屠蘇と大きな重箱を出すのは面倒だな。
榊は今日買って来たから後は玄関にかける正月飾りだけを買って来よう。
なんだかんだと言いながらも歳末気分は悪くない。

追記
先日コメント欄の処置をしていたらミスしてしまったようでもしご迷惑をおかけしていたらごめんなさい。